新パック「イニストラード:真紅の契り」のカードが公開されました。
「カード検索」で検索できるようになっていますので、ぜひ使ってみてください。
新キーワード能力「訓練」
訓練(このクリーチャーが、これより大きなパワーを持つ1体以上のクリーチャーと攻撃するたび、このクリーチャーの上に+1/+1カウンター1個を置く。)
https://media.wizards.com/2021/vow/jp_khOnoRjP4K.png
「訓練」は、クリーチャーが攻撃した時にそのクリーチャーより大きいパワーのクリーチャーが一緒に攻撃すれば、そのクリーチャーに+1/+1カウンターを置くという効果になります。
条件はありますが攻撃するたびにクリーチャーがパンプアップしていくので、アグロデッキと相性が良さそうです。
新キーワード能力「切除」
切除(1)(黒)(黒)(緑) (あなたはこの呪文を切除コストで唱えてもよい。そうしたなら、角括弧の中の記述を削除する。)
https://media.wizards.com/2021/vow/jp_tk8cFG8z31.png
あなたのライブラリーから[基本土地・]カード1枚を探し、[公開し、]あなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す。
「切除」は、切除コストを払うことで、カードテキストの角括弧内に書かれている記述を無視する効果です。
上記例の場合、切除コストを支払えば、[基本土地・]と[公開し、]が無視されるので、ライブラリーから好きなカードを公開しないで手札に加えることができるようになります。
新キーワード能力「濫用」
濫用(このクリーチャーが戦場に出たとき、あなたはクリーチャー1体を生け贄に捧げてもよい。)
https://media.wizards.com/2021/vow/jp_uwFfmlnjY5.png
過充電縫合体がクリーチャー1体を濫用したとき、呪文や起動型能力や誘発型能力のうち1つを対象とする。それを打ち消す。
「濫用」は、呪文が唱えられたときにクリーチャーを1体捧げることで、追加効果を発動します。
追加効果の内容によりますがクリーチャーを1体捧げるのはコストが重そうではあります。「イニストラード:真夜中の狩り」で追加された「腐乱」を持つクリーチャーを生け贄に捧げれば使い勝手が良さそうです。
血・トークン
大食の客人が戦場に出た時、血・トークン1つを生成する。(それは「(1)、(T)、カード1枚を捨てる、このアーティファクトを生け贄に捧げる:カード1枚を引く。」を持つアーティファクトである。)
https://media.wizards.com/2021/vow/jp_4Z9nU9I5rn.png
血・トークンは「調査・トークン」の様に自身を生け贄に捧げてカードを引くトークンです。調査・トークンと異なり、コストが無色1マナと手札のカード1枚と自身を生け贄に捧げるになっているため、手札の枚数は増えません。
「ヴォルダーレンの血投士」などの血・トークンの個数を参照するカードもあるので、「魔女の大釜」と「大釜の使い魔」を組み合わせた食物・トークンのようなコンボに期待です。